沼田 日帰りバスツアー さくらんぼ狩りと吹割の滝・ゆばすくい体験

土・日帰り 2名(友達/日帰りバスツアー) 出発地: 新宿駅(バスツアー集合)

このプランについて

「バスツアーは安かろう悪かろうでしょ」と思っている人にこそ見てほしい日程です。

果物狩りのバスツアーは、運転しない・自分で予約しない・道を調べないの3つがまとめて消えるのが最大の利点です。
沼田は関越道で新宿から2時間半ほどですが、山間部に点在するスポットを個人で回ろうとすると、車必須のうえに滝の駐車場探しまで付いてきます。

このプランは、実際に参加した日帰りバスツアーの行程をもとに、沼田の3か所を1日でつないだ形にしてあります。

順番は「食べる → 歩く → 体験する」です。
さくらんぼ狩りとランチで腹を満たしたあと、吹割の滝の遊歩道を歩いて消化し、最後に座って体験するゆばすくいで締める。
この順番だと、昼にしっかり食べても最後まで胃が重くなりません(^^b

この行程には季節の縛りがあります。
さくらんぼは6月上旬から7月中旬まで。
そして吹割の滝は例年12月中旬から3月下旬まで遊歩道が冬季閉鎖されます。
つまりこの2つが両立するのは6月〜7月上旬しかありません

最後に、さくらんぼ狩りで甘い実を引く方法をひとつ。
日当たりのいい外側・木の上のほう・粒が大きいの3拍子がそろった実を狙ってください。
30分という制限時間の中では、探す基準を持っているかどうかで満足度がかなり変わります。

日程表

07:30
新宿駅
バスツアー集合・出発(所要約2時間30分。関越道経由)
10:15
さくらんぼ狩り30分食べ放題と農園ランチ(所要135分目安、外せない予定)
13:05
遊歩道を歩いて渓谷と2つの滝を見る(所要80分目安)
14:45
日本最大級のゆば窯でゆばすくい体験(所要70分目安)
16:10
沼田IC
バスで帰路(所要約2時間20分)
18:30
新宿駅
到着・解散

行き先の詳細

移動方法 新宿駅 → 果実の里 原田農園
  • 観光バス 約2時間30分(関越道 沼田IC経由。沼田ICから農園までは2〜3分)
10:15

果実の里 原田農園

内容
沼田ICから車で2〜3分の観光農園で、いちご・さくらんぼ・桃・ぶどう・りんごと季節ごとに果物狩りができます。
さくらんぼは6月上旬〜7月中旬が時期で、佐藤錦をはじめ4種類ほどをハウスの中で食べ比べられます
狙い目は日当たりのいい外側・木の上のほう・粒が大きい実。この3つがそろっている実が明らかに甘いです。
バスツアーのランチもここで出て、上州牛のローストビーフに、農園ならではのメロンが付く内容でした。
売店のりんごジュースは、スーパーのストレートジュースよりくどさがなくて飲みやすいので、お土産に向いています(^^
住所
群馬県沼田市横塚町1294
滞在時間
約135分目安
営業時間
9:00〜17:00(冬季は時間変更あり)。年中無休。
現地の注意事項
さくらんぼ狩りは6月上旬〜7月中旬の期間限定です。
ハウス内には受粉用の蜂が飛んでいます。刺激しなければ問題ありませんが、苦手な人は事前に知っておいてください。
ハウスによっては地面が濡れていて、畝の間隔が狭く移動しづらいことがあります。
料金は時期・品種・コースによって変わるため、個人で行く場合は公式サイトで確認してください。
移動方法 果実の里 原田農園 → 吹割の滝・鱒飛の滝
  • 車 約30分(国道120号を尾瀬方面へ)
Googleマップで見る
13:05

吹割の滝・鱒飛の滝

内容
高さ約7m、幅約30mの吹割の滝は、国の天然記念物および名勝に指定され、日本の滝百選にも選ばれています。
落差の大きい滝ではありませんが、溶結凝灰岩の広い岩床がV字に削られ、三方から水が流れ込んで中央の割れ目へ落ちるという地形がほかにありません。
「東洋のナイアガラ」と呼ばれるのはこの形のためで、写真で見るより実物のほうが断然迫力があります。
遊歩道を下流へ歩くと、段差を勢いよく流れ落ちる鱒飛の滝があります。
遡上した鱒がこの段差を越えられず飛び跳ねたことが名前の由来です。
渓谷沿いには迫力のある岩壁が続き、顔のように見えることから般若岩と呼ばれる岩もあります(^^b
住所
群馬県沼田市利根町追貝
滞在時間
約80分目安
営業時間
見学自由・無料。例年12月中旬〜3月下旬は遊歩道が冬季閉鎖されます。
現地の注意事項
駐車場から滝まではかなりの段数の階段を下ります。 足に不安がある人は無理をしないでください。
岩床には柵のない区間があり、増水時は立入禁止になります。ロープより川側へ出ないこと。
濡れた岩は非常に滑るので、サンダルではなく滑りにくい靴で行ってください。
移動方法 吹割の滝・鱒飛の滝 → 生ゆば処 町田屋
  • 車 約15分
Googleマップで見る
14:45

生ゆば処 町田屋

内容
1950年(昭和25年)創業の、国産大豆を使ったゆばと豆腐の製造元。
ここの名物が、日本最大級といわれる大きなゆば窯を使った「ゆばすくい体験」(一人¥800)です。
窯の表面に張った膜を自分ですくい取って、その場で食べます。
すくいたての生ゆばはとろっとろで、想像以上に贅沢な味わいです。
豆腐などの惣菜や、梅酒・日本酒も売っているので、お土産の調達もここで済みます。
ツアーのおまけ扱いになりがちな立ち寄りですが、実際にはここがいちばん面白かったという感想になることが多い場所です(^^
住所
群馬県沼田市白沢町上古語父176-1
滞在時間
約70分目安
営業時間
10:00〜17:30。年中無休。
現地の注意事項
ゆばすくい体験は一人¥800です。
予約は不要とされていますが、個人で行く場合は確認の電話をしておくと確実です。
窯の湯は熱いので、すくうときは店員の説明どおりに扱ってください。

時間が余った場合の周辺観光地候補

沼田城址公園

説明
真田氏の居城だった沼田城の跡に整備された公園で、河岸段丘の上から利根川の谷を見下ろせる。
桜の名所としても知られ、春は城址と桜が重なる。
沼田駅から徒歩なら坂を上ることになるので、車があると楽。
住所
群馬県沼田市西倉内町594

たんばらラベンダーパーク

説明
標高1,300mの高原に約5万株のラベンダーが咲くスキー場の夏営業。
見頃は7月中旬〜8月上旬で、さくらんぼの時期とは少しずれる。
沼田ICから車で30分ほど。
住所
群馬県沼田市玉原高原

老神温泉

説明
吹割の滝から車で10分ほどの片品川沿いにある温泉地。
日帰り入浴を受け付けている宿が複数あり、滝を歩いたあとに汗を流せる。
個人で車で回る場合の締めに使いやすい。
住所
群馬県沼田市利根町老神

食事の候補地

果実の里 原田農園のツアーランチ

種別
昼食
住所
群馬県沼田市横塚町1294
価格帯
ツアー料金に込み(個人利用は別料金)
特徴
上州牛のローストビーフを中心にした一膳で、農園ならではのメロンが付く。
ローストビーフは想像どおりの味だが、フルーツのクオリティは頭ひとつ抜けている。
売店のりんごジュースはくどさがなく、土産にも向く。

生ゆば処 町田屋

種別
軽食・お土産
住所
群馬県沼田市白沢町上古語父176-1
価格帯
¥800〜¥1,500
特徴
ゆばすくい体験(¥800)のほか、生ゆばの食べ放題や豆腐の惣菜がある。
すくいたての生ゆばはとろとろで、ほかでは食べられない食感。
梅酒・日本酒も扱っている。

吹割の滝 周辺の茶屋・土産物店

種別
軽食
価格帯
¥300〜¥1,000
特徴
遊歩道の入口周辺に土産物店と茶屋が並ぶ。
そばやおやき、舞茸の天ぷらなどを軽く食べられる。
滝を歩いたあとの休憩にちょうどいい。

予定金額

日帰りバスツアー参加費(さくらんぼ狩り・ランチ込みの目安、¥10,000前後×2名) ¥20,000
ゆばすくい体験(¥800×2名) ¥1,600
原田農園の売店でお土産(りんごジュースなど) ¥3,000
飲み物・軽食 ¥1,500
合計 ¥26,100

1人あたり約¥13,000です。
このうち¥10,000がツアー参加費で、高速代・ガソリン代・果物狩り料金・昼食代がすべてここに含まれます
個人で車を出して同じ3か所を回ると、高速往復とガソリンで¥8,000前後、さくらんぼ狩りが1人¥3,000前後、昼食を足すと結局同じくらいの金額になります。
違いは、運転するかどうかと、当日の段取りを自分でやるかどうかだけ。
ツアー料金は主催会社・時期によって大きく変わるので、申し込み時に必ず確認してください。

雨天・荒天時の代替プラン

さくらんぼ狩りはハウス内なので、雨でもそのまま実施できます。
問題は吹割の滝で、遊歩道は岩床の上を歩く区間があり、雨で増水すると立入禁止になります。
雨の日は展望台から眺めるだけにするか、滝の滞在を短くして町田屋での体験を長めに取るのが安全です。
ゆばすくい体験は完全に屋内なので、天候に左右されません
バスツアーの場合は主催会社が当日の行程を判断するので、現地スタッフの案内に従ってください。

持ち物リスト

事前予約が必要な項目のチェックリスト

まとめ

さくらんぼ狩り・吹割の滝・ゆばすくい体験を、運転なしで1日につないだバスツアーの日帰りでした。

2名で約2万6千円、1人あたり約1万3千円。
ツアー参加費に高速代も果物狩りも昼食も入っているので、個人で車を出すのと総額はほとんど変わりません

格安の日帰りバスツアーというと食事も体験も値段なりでは、と身構えてしまいますが、フルーツと景色と体験のどれもきちんと成立していました。
とくにゆばすくいは、行く前の期待値がいちばん低くて、終わってみるといちばん印象に残るタイプの体験です。

さくらんぼと吹割の滝が両立するのは6月〜7月上旬だけなので、この時期を逃さないでください(^^

現地で気づいたこと

6月にHISの日帰りバスツアーで行ってきました。

最初の原田農園でのさくらんぼ狩りは30分の食べ放題です。
いろいろ食べ比べてみて分かったのは、日がよく当たっている実がやっぱり甘いということでした。

赤く色づいた原田農園のさくらんぼ。日当たりの良い外側の実ほど甘かった
赤く色づいた原田農園のさくらんぼ。日当たりの良い外側の実ほど甘かった

それから、木の上のほうになっている実も甘い傾向がありました。
日をたっぷり浴びているからだと思います。

ハウスの上のほうに実るさくらんぼ
ハウスの上のほうに実るさくらんぼ

結論として、日当たり・上の方・大粒の3拍子がそろった実を狙うのがおすすめです。
30分しかないので、当てずっぽうに取るよりこの基準で探したほうが確実に甘いのに当たります。

ちなみにハウスの中には蜂が飛んでいました。
自分のときは蜂に対してどうすればいいのか説明がなかったので、最初はビビりながら食べていました。
あと、片方のハウスは地面が濡れていて、道の間隔が少し狭く移動が大変でした。

ランチも農園で出ました。
上州牛のローストビーフは、だいたい想像していた通りの味で、めちゃくちゃ感動するというほどではないものの、食事としてはしっかり満足できる内容です。
それよりメロンが、さすがフルーツ農園という甘さと瑞々しさでした。

原田農園のツアーランチ。上州牛ローストビーフとメロン
原田農園のツアーランチ。上州牛ローストビーフとメロン

次が吹割の滝です。
バスの降り場から徒歩5分ほどで着きますが、写真で見るより断然迫力がありました。

広い岩床を一気に流れ落ちる吹割の滝
広い岩床を一気に流れ落ちる吹割の滝

川面の高さまで下りると、水量と地形のスケール感がさらに伝わってきます。
曇り空でもこれだけ迫力があるので、晴れていたらもっとすごいんだと思います。

川面の高さから眺める吹割の滝
川面の高さから眺める吹割の滝

滝だけじゃなく、渓谷そのものが見どころでした。
遊歩道沿いにそびえる岩壁が迫力あって、顔のように見えることから般若岩といわれるとのこと!
確かに顔に見える岩がたくさんありました!

遊歩道沿いにそびえる迫力の岩壁
遊歩道沿いにそびえる迫力の岩壁

下流には鱒飛の滝もあります。
遡上した鱒がこの段差を越えられず飛び跳ねたことが名前の由来だそうです。

岩の段差を流れ落ちる鱒飛の滝
岩の段差を流れ落ちる鱒飛の滝

ひとつ注意点があって、ここは結構階段を下ります。
足が悪い方は気を付けたほうが良いかもです。

最後が生ゆば処 町田屋でした。
吹割の滝から車で15分ほどの場所にあります。

生ゆば処 町田屋の外観
生ゆば処 町田屋の外観

正直、ここはそこまで期待していなかったのですが、今回のツアーで一番楽しかったのは、もしかするとこのゆばすくい体験かもしれません。

大きな窯にずらりと並ぶ生ゆば
大きな窯にずらりと並ぶ生ゆば

店員さんの説明が、ただの体験の説明なのに聞いているだけで面白かったです。
すくいたての生ゆばはとろっとろで、想像以上に贅沢な味わいでした。

格安の日帰りバスツアーには「食事も体験も値段なりで物足りないのでは…」という不安があったのですが、結果から言うとフルーツも景色も体験も大満足でした。

詳しい記録は運営者のブログにも書いています(さくらんぼ狩り日帰りバスツアー)。

参考サイト

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